私はマヨネーズになりたい

ハイスクール・フリートというアニメをご存知の方も多い…でしょう(震え声)
あの作品に限らずストライクやらガルパンみたいな登場人物が多い系ミリ萌えアニメでは私は必然的にDD化するのですが、はいふりでも愛すべきキャラが沢山います。
しかしその中でも特に大好きなのは、主人公である艦長・岬明乃です。
正直なところ、自分はなぜミケちゃんのことが好きになったのか、自分でも暫く分かっていませんでした。
ツインテも好きだけどショートカットの方が好みだし、アクティブ系キャラでもないし、幼馴染属性もミケモカあってこそのものだし…胸は最適解ですね!(迫真)
しかし、本編を見返したり、ノベライズ版を読んだりして、自分が肩入れしているポイントが何となく分かった気がしたのです。(いんたーばるっ時空説は敢えて触れない)
自分から行動してしまうタイプ、考えずに先走ってしまうタイプ、そんな所に一種のシンパシーを感じてしまったのではないか、と。

艦長自ら部下を先導するなんてリーダーそのものじゃないかと思う人もいるかも知れませんが、個人的にはそれはリーダーシップの本質ではないと思います。
リーダーとしての本来の役目は、全体を見渡し、適確に部下を動かして事態に対処することです。部下を先導するというのは、求心力を高めるための一つの手段にすぎないと言うことも出来ると思います。
艦を預る艦長としての本来の役目を考えると、ピンチになると自ら飛び出してしまう明乃の行為は艦長としては相応しくない行為であると言えましょう。

自分は今までリーダーを任されてきたことはあまり多くありませんでしたが、リーダーである・ないに関わらず「自分がやらなければ」と必要以上に気負ってしまうことが多かったように思います。
自分の代わりなんて幾らでもいるのに、自分がやらないと回らないなんて傲慢でしかないという批判も当然あるでしょう。
気負うあまりにストレスを過度に溜めてしまったことも多々ありました。
今となっては以前よりは自分だけでやろうとすることは減ったように思っていますが、そんな自分の過去がミケちゃんとオーバーラップしたのでしょう。
もっとも、サークルの執行部だった時は仕事は他人に投げてただのマスコット役に徹する無能だったわけですが。

当たり前のことかもしれませんが、そういった責任感の度合いは自分のやる気に比例していたようにも思います。好きなバイトだったからこそ、無理してシフト埋めようとして自分が病む結果になったというのは、なんとも皮肉なものです。
まさに社畜そのものだと思いますが、やる気というのは行動の原動力であるが故に、モチベーションを保ちつつやり過ぎない程度にセーブするというのは中々難しいものです。
一方でやる気をあまり感じない物事に対しては徹底的に無気力を貫くというクズ人間でもあり、アカデミック6年間での学業不振の原因の一つでもありました。やっぱり社会不適合者なのでは
取り敢えず仕事に関しては「仕事だから」という義務感である程度カバーできるのかなと思っています。モラトリアムが終わるのがつらい

響け確かな衝動 鳴り止まぬように
忘れられぬ傷を残して
今も微かな残像 消えないままで
世界が待ってる 明日の産声を
響け確かな衝動 消えないままで
そう未来と過去が交差する 百年目の歌

まあ取り敢えず、はいふり見て